自筆証書遺言
自筆証書遺言とは?
添付する財産目録を除き、全文を自筆で書く遺言書です。
自分ひとりで、すぐに作れます。
費用があまりかかりません。法務局に保管する場合の手数料は3,900円です。
形式不備により無効になったり、解釈によって争いのもとになることがあります。
法務局に保管した場合を除き、遺族が開封する前に家庭裁判所の検認が必要です。
自筆証書遺言 55,000円~
遺言書の起案、遺言書作成のアドバイス、法務局の保管手続きなど、自筆証書遺言の作成をサポートします。
遺言相談 11,000円~
遺言書作成に関する悩みや疑問におこたえしたり、お客様が作成された遺言書のチェックをします。
通常1回5,000円のところ、3回まで相談ができます(1回につき1時間まで)。
サービスの流れ
①問い合わせ
まずは、お問い合わせフォーム(メール)、LINE、お電話のいずれかでお問い合わせください。
②打ち合わせ
お客様のご都合の良い場所に伺い、お客様の現在の状況やご希望をお聞きします。
オンライン、営業時間外、土日・祝日でも対応いたします(予約制)。
③契約
打ち合わせをふまえて、ご提案書とお見積書をお渡しします。その内容にご納得いただきましたら、正式に契約を結びます。
④着手金の支払い
着手金として、報酬の50%を現金または銀行振込でお支払いいただきます。
お支払いの確認ができしだい、サービスに着手します。
⑤アンケート調査
お客様の状況をより詳しく把握するため、アンケートにご記入いただきます。
⑥必要書類の収集
アンケートの情報をもとに、遺言書作成に必要な書類をリストアップし、関係各所から取り寄せます。
⑦遺言書の起案
ご希望に応じて、アンケートや収集した書類・情報をもとに遺言書を起案したり、お客様が作成された遺言書のチェックなどをします。
遺言書の起案をお任せいただいた場合は、本文はもちろん、遺族に故人の想いがしっかりと伝わるように、付言事項の文案も作成します。
⑧遺言書の作成
行政書士が作成した文案にご納得いただきましたら、お客様ご自身で遺言書を自筆で書いていただきます。
添付する財産目録は、行政書士がパソコンで作成しますので、各ページに署名・捺印をお願いします。
⑨遺言書の保管
遺言書が完成したら、ご自宅や法務局などで重要書類として保管します。
ご希望に応じて、法務局に保管する手続き(自筆証書遺言保管制度)を行政書士がサポートします。
自筆証書遺言について
自筆証書遺言の要件
- 遺言者が15歳以上で、遺言能力があること(民法961・963条)
- 遺言者が、添付する財産目録を除いて、遺言書の全文、日付、氏名を自筆で書き、押印すること(民法968条1項)
【自筆によらない財産目録を添付する場合】
- 片面に記載されている場合:遺言者が、その面または裏面の1ヵ所に署名・押印をすること(民法968条2項)
- 両面に記載されている場合:遺言者が、両面の各1ヵ所に署名・押印をすること(民法968条2項)
【加除修正をする場合】
- 遺言者が、加除修正した場所に押印すること(民法968条3項)
- 遺言者が、加除修正をした場所と、変更した旨を書いて署名をすること(民法968条3項)
【法務局に保管する場合】
上記の要件に加えて、自筆証書遺言保管制度の要件があります
- 用紙はA4サイズ、裏面には何も記載しない
- 上側5ミリメートル、下側10ミリメートル、左側20ミリメートル、右側5ミリメートルの余白を確保する
- 遺言書本文、財産目録には、各ページに通し番号でページ番号を記載する
- 複数ページでも綴じ合わせない
※参考:法務省「遺言書の様式等についての注意事項」
必要書類等
法務局に保管する場合は、遺言書のほか、つぎのものが必要です。
- 保管申請書
- 住民票の写し(本籍・筆頭者の記載入りで、マイナンバーや住民票コードの記載のないもの)
- 遺言書を外国語で作成した場合は、日本語による翻訳文
- 官公署から発行された顔写真付きの身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 収入印紙(遺言書1通につき3,900円)
※参考:法務省「遺言者の手続」
サービス内容・料金
サービス内容
【自筆証書遺言】
- 遺言書作成に関する相談
- 遺言書の起案
- 財産目録の作成
- 自筆証書遺言書保管制度の手続きのサポート
- 法務局への同行
※行政書士が作成した遺言書の文案を、お客様ご自身で手書きしていただきます。
※ご希望に応じて、一部のメニューを外すこともできます。
【遺言相談】
- 遺言書作成に関する相談(3回まで)
料金
- 自筆証書遺言:55,000円
- 遺言相談:11,000円
※別途実費を申し受けます。
実費
つぎの実費は、料金(行政書士報酬)とは別に請求させていただきます。
- 交通費(JR立川駅・多摩モノレール立川南駅・バス立川駅南口を起点に往復1,000円以上の場合)
- 郵送料・送料
- 証明書等交付手数料
- 公証人手数料
- 振込手数料
- 定額小為替証書発行手数料
- 翻訳料等